屋久島には九州最高峰の宮之浦岳(標高1936m)をはじめとして、険しい山々が40数座連なっています。山頂部で年間1万ミリといわれる多量の降雨は、無数の滝や清らかな渓流を形成し、河口まで 一気に駆けくだります。また、縄文杉など樹齢数千年の巨杉が生育する森林や、亜熱帯から冷温帯までの植物の垂直分布が見られるこの島は野生動植物の宝庫になっています。
このような屋久島の自然に触れようと多くの人々が屋久島を訪れています。島に住む人々だけでなく、島を訪れる人々も、世界の宝であると認められた世界遺産の島・屋久島の素晴らしい自然を人類共通の財産として末永く後生に守り伝えていこうという意識を持つことが大切です。
動植物を大切にしましょう
屋久島には貴重な動植物が数多く生息・生育し、また、屋久島の貴重な生態系は1本の植物、1匹の虫が維持しています。トレッキング中に限らず、動植物の採集は禁止されています。
また、野生の動物に餌を与えることもやめましょう。野生の本能を失わせたり農作物被害を引き起こす原因になります。
トレッキング中は屋久島の動植物・自然を守るように歩きましょう。
ゴミは必ず持ち帰りましょう
ゴミは山に投げ捨てず、必ず持ち帰りましょう。 山に入る際は残飯やティッシュなどを持ち帰る袋を必ず用意し、分別のうえ、 指定された場所までお持ち帰りください。また、 樹木や施設などへの落書きも絶対にしてはいけません。 美しい屋久島を維持するためのご協力をお願いします。
山の水を汚さないようにしましょう
水場周辺でのトイレや、水場で食器を洗うことは水質汚染につながります。トイレは決まった場所で、食器は紙で拭き取るなどして持ち帰ってください。
*トイレは決まった場所で、携帯トイレの使用にご協力をお願いします*
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